Columnコラム
2025.07.11
退職代行
新卒の退職、4月〜6月がピーク!どんな職種が多いのか?
毎年、新卒社員が入社してからわずか数ヶ月で辞めてしまうケースが後を絶ちません。特に 4月〜6月は新卒の退職が最も多い時期です。せっかく就職したのに「思っていた仕事と違った」「職場の環境が合わなかった」と感じ、早期退職を決断する人も少なくありません。
では、どんな職種で新卒退職が多いのでしょうか?今回は、新卒の退職が多い職種とその理由を詳しく解説します。
1. 新卒退職が多い職種ランキング
特に早期退職が多い職種には、以下のような傾向があります。
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① 飲食業・サービス業(居酒屋・カフェ・ホテルなど)
→ 理由:長時間労働・人手不足・体力的な負担
飲食業界は慢性的な人手不足のため、新卒社員でもすぐに現場に入れられ、長時間労働が続くことが多いです。「こんなに働くとは思わなかった…」とギャップを感じ、短期間で辞めるケースが目立ちます。 -
② 介護・福祉業界
→ 理由:体力的・精神的負担が大きい
介護業界も新卒の退職率が高い業界の一つです。利用者への対応や夜勤の負担、職場の人間関係が理由で退職を決める人が多い傾向にあります。 -
③ 営業職(特に法人営業・テレアポ)
→ 理由:ノルマのプレッシャー・精神的な負担
営業職は、目標達成のプレッシャーや、飛び込み営業・テレアポなどの厳しい業務が理由で退職する新卒が多くなります。特に、結果を出せないことで上司から厳しく指導され、精神的に耐えられなくなるケースも。 -
④ 建設・土木業界
→ 理由:危険な作業・厳しい上下関係
体力的な負担に加えて、職人の世界特有の上下関係がきついと感じる人も多いです。また、仕事の特性上、ケガのリスクもあるため、思っていた以上に大変で辞めてしまうことがあります。 -
⑤ IT・エンジニア職
→ 理由:想像以上にハード・教育不足
IT業界は「デスクワークで楽そう」と思われがちですが、実際は 長時間労働や 難しい専門知識の習得などの壁があります。研修制度が不十分な会社では、新卒がすぐに辞めてしまうことも。
2. 新卒が4月〜6月に辞める理由
なぜ4月〜6月に退職する新卒が多いのでしょうか?その理由を解説します。
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① 仕事のギャップを感じる
入社前のイメージと、実際の仕事の内容が大きく違うと「こんなはずじゃなかった」と思い、早期退職につながります。特に、仕事内容を詳しく知らずに入社した場合、このギャップが大きくなりがちです。
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② 人間関係がうまくいかない
職場の人間関係が合わず、ストレスを感じることも退職理由の一つです。特に上司や先輩との相性が悪いと、「この環境で続けるのは無理」と感じて辞める人が増えます。
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③ 研修期間が終わるタイミングで辞める
4月に入社し、5月〜6月頃に研修が終わる会社も多いです。研修が終わると実際の業務が始まるため、「本格的に仕事をする前に辞めたい」と思う人がこの時期に退職を決断することがあります。
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④ 長時間労働や激務に耐えられない
サービス業や営業職では、入社直後から 長時間労働を強いられることがあります。「もうこれ以上続けられない」と感じ、早い段階で退職する人も多いです。
3. 早期退職を考えたときにやるべきこと
もし「もう辞めたい」と思ったら、以下のことを試してみましょう。
・本当に辞めるべきか考える(職場環境の改善や異動の可能性を探る)
・転職先の選択肢を調べる(次の仕事を見つけてから辞めると安心)
・退職の準備をする(退職の流れや手続きを把握する)
・退職代行を利用する(言い出しにくい場合はプロに任せる)
まとめ:新卒の退職は珍しくない!無理せず次の道を考えよう
4月〜6月は新卒の退職がピークになりますが、これは決して珍しいことではありません。職種によっては特に退職者が多く、業界の特性や職場環境が大きく影響しています。
「もう自分では言い出せない…」という場合は、退職代行を利用するのも一つの手です。無理に続けるより、自分の心と体を大切にすることが最優先です。