Columnコラム
2025.07.09
就職/転職
【退職願って何?退職届との違い】
「退職願」と「退職届」、同じような意味だと考える方もいますが、実は意味が違います。
今回は、2つの違いについて解説していきます。
退職願と退職届の違いとは
-
退職願
→ 会社に「辞めさせてください」とお願いする書類。
→ 提出後に撤回できる可能性あり。
→ 円満に辞めたいときや、会社の許可が必要な場合に使われます。 -
退職届
→ 「辞めます」と最終決定を伝える書類。
→ 一方的に意思を示すので、撤回は基本できません。
つまり…
◎ 相談段階→退職願
◎ 辞意決定→退職届
上記のように、状況に合わせて正しく使い分けることが必用になるため、注意しましょう!
退職願テンプレート
「退職願」は、まだ最終決定前の“お願い”の書類ということがご理解いただけたと思います。
提出する前に、直属の上司に口頭で相談するのがベストになりますが、書類で提出する際は以下を参考にしてみてください。
— テンプレここから —
退職願
私事、このたび一身上の都合により、
令和○年○月○日をもって退職いたしたく、
ここにお願い申し上げます。
令和○年○月○日
所属部署
氏名(署名・捺印)
株式会社○○
代表取締役 ○○ ○○ 様
— テンプレここまで —
「退職届」とそっくりですが、「お願いする」という意味を忘れずに。
まとめ
退職願は「会社に退職をお願いする」文書で、まだ撤回の余地があります。一方、退職届は「退職を一方的に通知する」文書で、提出した時点で原則として撤回できません。
つまり――
☑「退職願」→ まだ相談段階
☑「退職届」→ 最終決定・撤回不可
退職の意思表示にも段階があります。状況に応じて使い分けましょう!
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