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Columnコラム

2025.06.28

退職代行

辞めますと言ったら引き止められた…どうする?

退職の意思を伝えたのに、会社から強く引き止められてしまった…。そんな経験をした人は意外と多いものです。上司に「もう少し頑張ってみたら?」と言われたり、会社から「人手不足だから無理」と拒否されたりすると、「本当に辞められるの?」と不安になることもあるでしょう。
しかし、退職は労働者の権利であり、会社の都合で引き止めることはできません。この記事では、引き止められたときにどう対処すればいいのかを解説します。

1. 退職を引き止める会社の理由と対処法

引き止められる理由には、いくつかのパターンがあります。それぞれの対処法を知っておけば、スムーズに退職できます。

  • ① 「人手が足りないから辞められない」と言われる

    → 人手不足は会社の責任であり、労働者が気にする必要はありません。会社が代わりの人を確保するのは経営側の仕事であり、退職の意思が揺らぐ必要はありません。

  • ② 「今辞めたら周りに迷惑がかかる」と言われる

    → 退職は個人の権利であり、会社のために我慢する必要はありません。会社は辞めても回りますし、周りに迷惑をかけたくない気持ちがあっても、自分の人生を優先しましょう。

  • ③ 「次のボーナスまでは頑張ったら?」と提案される

    → ボーナスがもらえるなら一考の余地はありますが、それが目的で退職を延期するのは危険です。会社が本気で引き止めたい場合、一時的な条件を提示してくることがあります。しかし、結局環境が変わらなければ、また辞めたくなる可能性が高いでしょう。

  • ④ 「退職届を受け取らない」と言われる

    → 退職届は受理されなくても、法律上は効力を持ちます。内容証明郵便で送れば、会社に直接渡さなくても問題ありません。

2. 引き止められたときの対応策

引き止めが予想される場合は、以下のポイントを押さえておくとスムーズに進められます。

  • ① 退職の意思を明確に伝える

    「辞めたいと思っています」ではなく、「○月○日をもって退職します」と 断言 しましょう。あいまいな表現を使うと、会社側が「考え直してくれるかも」と期待してしまいます。

  • ② 会社と交渉せず、退職届を提出する

    退職は 2週間前に伝えれば認められるため、会社の許可を得る必要はありません。引き止められても、「決意は変わりません」と伝えましょう。

  • ③ 退職代行を利用する

    「自分で言い出せない」「何度も引き止められている」という場合は、退職代行を利用するのも一つの手です。会社と直接やり取りすることなく、確実に退職できます。

3. どうしても辞めさせてくれない場合は?

万が一、会社がしつこく引き止めたり、嫌がらせをしてきたりする場合は、以下の対応を検討しましょう。

☑退職届を内容証明郵便で送る(会社に受け取りを拒否されても法的に有効)

☑労働基準監督署に相談する(退職妨害は違法)

☑退職代行を利用する(自分で言う必要がなく、確実に辞められる)

まずは、無料でご相談ください!